広島市 ペット火葬 愛猫 楽ちゃん

先日、広島市のN様のご依頼にお伺いさせて頂きました。

※投稿についてN様 了承済

 

N様と楽ちゃんとの出会いは8年前です。

 

N様は奥様とあるイベントに参加して、閉会式を待つ間に奥様と少し離れた公園まで散歩に行く事になりました。

天気も良く、公園には沢山の親子連れが沢山おられたそうです。

沢山の子供達の笑い声や泣き声が響いていたそうです。

その中で一際にぎやかな2組の親子がおられ、奥様がふと目をやるとその中心に猫がいました。

 

野良猫を可愛がっているのかと思いきや・・・

 

男の子が急に猫を蹴り飛ばしていました!

他の子は猫が逃げない様にしっぽを掴んで、頭や背中を殴っていました!

 

N様が一番腹が立ったのは、その子達の2組の両親。

子供が猫を虐待しているのを、見て見ぬふりではなく「煽っていた」

 

N様と奥様は走って、その猫を抱きかかえると、猫は自分の力では立てないぐらい衰弱していました。

大きい声で文句が言いたかったそうですが、2組の親子は「おかしい人」を見る目で遠くへ行ったそうです。

 

N様達は直ぐにイベント会場に戻り、閉会式を待たずに猫を動物病院へ連れて行きました。

幸い命には別状なく、左右の後ろ足の脱臼と衰弱でした。

衰弱している為、3日間入院して帰宅となりました。

 

N様は猫を我が子として受け入れ、「これからの人生は楽しんで欲しい」から「楽」と名付けました。

 

楽ちゃんは、かなりの人間不信で2年弱はご飯以外は「シャー」と嚙まれそうになったそうです。

その後、楽ちゃんもN様夫婦を受け入れ家の中では、ずって奥様の後ろをついて来ていました。

 

しかし3か月前に「ねこエイズ」が発覚して、先日亡くなってしまいました。

推定13歳。5年ぐらいは野良猫生活をしていたと、ご火葬中ご夫婦は悔しそうに泣かれていました。

 

猫を虐待していた子供達は今、どのような大人になろうとしているのか・・・

この子達の親は、あれからどの様な教育を行ってきたのか・・・

本当に恐ろしい世の中です。

 

楽ちゃん、N様夫婦に出会えて本当に良かったね!

N様夫婦も楽ちゃんに出会えて人生変わったって喜んでいたよ!

虹の橋をわたっても、名前の通り楽しんでね!

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。